バーレスクエンジン(下北沢CLUB Que) (2005年3月12日)

異種楽闘技戦~下北沢死闘編@CLUBQueに行ってきました。

本当は最初から観るつもりでいたのですが、確定申告書作りは終わらないし、中野通りでは渋滞にはまるし…。
(下北まで50分近くかかった。でも、タクシーの運転手さんの波瀾万丈人生を聞かせてもらったので、これはこれでよしとしよう。)、
結局到着したのがバーレスクセッティング中。
ぎりぎりでした…。

客席後方、かなり密度が高かったのですが、今回は前に行けば行くほど空いている。
思わず知らず、かなり前の方まで行ってしまいましたよ。
サミー前田さんのかける昭和歌謡で軽く踊ってみたり、何だかぼーっとセッティングを眺めていたりしているうちに「サニー」のベースラインが。
あら、もう始まりです。
「サニー」はあれですね、座って飲みながら聴きたい感じですね。落ち着いて。
でも、あの方が出てきたら座っちゃいられないでしょうねぇ。

今日は「テーマ」なしで、いきなり「銀座ポマード」。
始まってはみたものの、密度低っ!
そりゃーがらがらじゃないですが、ゴーゴーを周りの人にぶつかることなく余裕で踊れるくらいのスペースはありました。
そんなわけで、最初のうちはかなり客の温度も低い感じでしたが、恥ずかしながら踊らせていただきました。

「ジェット・セクシー・ビーム」は紹介なしで始めようとしてましたが、一言、
「日本語で言えば、『エロエロビーム』の曲です」(確かこんなことを言った気が)
相変わらずのセクシービームを存分に浴びてきましたよ。

バーレスクエンジンが季節感のないバンドである話。
でも次の曲は春を飛び越えて夏の曲、ということで「ザ・ハワイ」。
変、変だ! コハ・ラさんの、あのマラカスさばき。
でも、でも…癖になる。また見たいと思うし。

かなり熱を帯びたソロになり、ハッと気付いてコガさんを見る、そんなおぼろさん。
素敵でした。
「いかがだったでしょうか。季節感溢れる朧月夜さんのギターと、かなり抑えたわたくしの創作ダンスは。」

「ニーノとニーナ」で。
「くんづほぐれつ、ほぐれつくんづ。いいものですね。」水野晴郎さんですか。
また、「チャチャチャで踊ろうぜ!」をお客さんに語りかけ、無視されたのか、「あ、あんた!」と叫んでましたよ。
お客さんもびっくりだ!

「謎の女シャドー」「スナイパー&ショットガン」の時にはもう汗だく。
雰囲気的に「ゴー!ゴー!バーレスク」なしで終わりそうで「えぇ~っ」って感じだったんですけど、杞憂でした。
「みんなで歌いましょう!」と(一応)コール&レスポンスなんかも要求しちゃったりしてゴーゴーを踊ったりしたんですけど、
コハ・ラさん、前方の右、左、真ん中をギッ!と睨む。 んん? 何でしょ?
と思っていたら、やってやったぞ、といった顔で
「今歌っていなかった人を睨み付けておきました。」
ちなみに助くん、睨まれたようです…(本人は、「違う!」といっていますが…)。

入水。
一番後ろのお客さんをいじり、ホーナーのブルースハープについて語っていたところ、
テンガロンの素敵な男性(オオタニさんに非ず)に「(値段が)安い!」と言われ、

「ハープはギターで言えば消耗品。すぐ壊れてしまいます。
でも今回は壊してしまうくらいに吹きまくります」みたいなことを言い、
後方のスタイリス(「『スタイリス』って何だよ」(コハ・ラ氏談))もとい、スタイリッシュな女性を生贄に。

「こんなことをして何の意味があるんだとお思いでしょう。
意味なんてないんです! 歌詞も題名だけ! でも、音楽というのは『音を楽しむ』と書きますから」
と、コハ・ラさん。

ゴーゴーを踊って、終了。

その次に見たピッピさんのバンド、JAPANESE ACADEMIC PUNKS with TOKYO BIGBEAT JUNKY。
面白かったですね~。
スキンヘッド&リーゼント率はちょっと高くて怖かったけど…。
バンドの皆さんがすごくて。
通常、あまりこういった激しめなのは聴かないんですけど、非常に聴いてて格好良かったです。
ピッピさんのしゃべりも、かなーり心をビリビリ震わせてくれましたよ。
曲もドリフあり、村田英雄の「人生劇場」(植木等さんも歌っていらっしゃった)あり、裕ちゃんあり、面白かったなぁ。
また見たいなぁ。

バーレスクですが、次回のGOODMANもかなり楽しみですよ。
だって、対バンが漁港だもん!!(GOODMANのHPで見た)
お皿でも持ってくか!

【曲目】
1 サニー
2 銀座ポマード
3 サムライ・ジャガー
4 ジェット・セクシー・ビーム
5 ザ・ハワイ
6 ニーノとニーナ
7 謎の女シャドー
8 スナイパー&ショットガン
9 ゴー!ゴー!バーレスク