バーレスクエンジン(秋葉原CLUB GOODMAN) (2005年4月29日)

世はゴールデンウィーク突入!(自分には全く関係ない)の4月29日、秋葉原GOODMANへライブを見に行ってまいりました。

アキバなら「百飲」でしょ! と思って向かってみたものの、休業。
というか軽く改装していたような気が…。
トホホ~と思いつつ、気を取り直して「とら八」へ。
煮キャベツ美味かったっす。
一緒に行った友人たちはすでに出来上がりつつある感じ(苦笑)

駅で荷物をロッカーに預け、GOODMANに到着したのが19時すこし前でしたでしょうか。
物販を冷やかしつつ中へ。
すでに演奏は始まっていました。

THE ORANGES。
あら~可愛い(失礼)。
「ベイシティローラーズみたいでしょ」と後からお友達に言われましたが、うん、確かに。
皆さんが着ているつなぎが素敵でしたねぇ。
ギターのネロさんが、シューベルツ時代のはしだのりひこによく似てた。
何かの曲で「こっちにおいで」と囁くところがあって、それを聞いてグニャグニャになってしまいましたよ(苦笑)
相変わらずおっさんに弱いぜ、私ったら(←またまた失礼)

次はニンゲンカクセイキ◎キャプタークラット。
ライブをみる前にHPをみて、あ、ちょっと見てみたいな、と思っていたのですよ。
以前大好きだった(や、今も結構好きなんですけど)人間椅子とちょっと近い匂いがしたので。

結局後ろのほうで見ていたのですが、前方はヘドバンな感じのお客さんが多かったみたいで、前に行かなくってよかったかも~(ホッ)、と思いました。
個人的、かつ素人くさい話なのですが、私は重低音がブンブンうなるバンドは上手い! と思っちゃう傾向がありまして。
このバンドも聴きやすかったですよ。
ヴォーカルの方が片っぽひび割れた眼鏡をかけてたのですが、途中ではずしたときかなりの美形であることが判明
(しかも以前の同僚に似ていて目を奪われまくり)。

帰るときに、ギターの方(ライブ中は性別がわからなかった)がとても素敵な笑顔でCD(無料!)をお配りになっていたので、ありがたくいただいてしまいました。
ありがとうございました。

ニンゲンカクセイキ◎キャプタークラットが終わったところで前方へ。
おっと、「それっぽい」感じのお客さまたち(主に女人)が一斉に前方へ集まってまいりましたよ。
前方はかなり混雑。
今回のライブは20:10くらいから、という予定だったはずですが、すでにこの時点で20:30を過ぎてたような?

そして暗転。
幕の向こうから本牧さんのベースラインが聞こえ、バーレスクライブの始まりです。

『サニー』いつ聴いても素敵。
この曲にブルースハープが絡む日は来ないのでしょうか? ジャジィな感じはなくなる(でしょう)けど、それはそれでかっこいいのではないかと。
あ、もしかして『サニー』ってコハ・ラさんの登場曲? 猪木で言えば『ボンバイエ』みたいなものか?(←違いすぎ)

曲順とかは、もう10日以上も経ってるので覚えてません! ので、印象強かったところだけ。

客席最前に男の子が…。ライブビートのときにもいた子かな? お父さんは見たことあるような気がしたので、そうかも…。
「6才くらいのガキ…いや、お坊ちゃんが」みたいに、コハ・ラさんが語り出したとき、そのお坊ちゃんが「8歳で、ございます」と。
コハ・ラさんのナレーション(サイエンス関係のやつ)に似てるよ、その物言い。
で、その坊ちゃん、セッティング中に幕をめくり、コハ・ラさんに向かって
「おい!おい!おい!!」と「非常にフランクな調子で」(コハ・ラ氏談)呼び掛け、一枚の紙を手渡したそうで。
その紙に書かれた内容を読み上げたんですけど、ちょっと突き抜けすぎてて凡人(私)にはわかんなかったよー、坊ちゃん。不思議くんだぜ。

『ジェット・セクシー・ビーム』の前に。
「わたくしは女人が好きなので、こちら側からビームを発射、発信していこうと思います」「女人」って…
でも、コハ・ラさんの声で聴く「女人」の響きはかなりエロチックでございますね。
コハ・ラさんの発射、発信するセクシー・ビームに直撃されたい婦女子は多いだろうなぁ…(遠い目)あ、私もそうだった!

何かの曲の始まり(確か『ニーノとニーナ』)でコハ・ラさん、手の甲を観客側に向けた状態でオオタニさんを指す。
ん? そのポージング、どこかで…と思った瞬間、「金井克子の『他人の関係』ではございません!」
あっ、そうだ! 思わず笑ってしまったけど(しかもその後は頭の中が金井克子でいっぱいになり困った)、わかった人は少ないだろうなあ。
実際、「約2割」(これもコハ・ラ氏談)のお客さんしか反応してなかったらしいし。

あれ? 『ザ・ハワイ』で何かあったような気がするけど、気のせいだったかな。

入水。

入水すると、先ほどの坊ちゃんがトコトコとコハ・ラさんの元へ。
コハ・ラさん、若干辟易しつつステージのほうに向かって「あ!あっちにいいものがあるぞう!」と坊ちゃんの気持ちを一瞬(ホントに一瞬だったが)そらし、
そそくさと生贄を選ぶ。
今回のお嬢さんはかなりノリノリな生贄さんでした。

そんなこんなでバーレスク終了。
今日も踊りまくって、満足、満足だぞう!

トリは漁港なのでやっぱり前方へ。
かなり前に行ってしまった…。

驚いたことに、漁港もモーゼ(=客席の真ん中がパックリ)。
しかも後方から登場!
本物の刺身包丁は出てくるし、船長は強面だし、「ひー!前に来るんじゃなかったよ~(泣)」と思ったのですが、
しゃべってみると意外といい人だ!
「後ろの方が見えないから、お前ら(=前方のお客さん)みんな座れ!」とか。
CKBの剣さんによく似てた。
サングラスもティアドロップだし。
しゃべりも「キレた時の剣さん」という感じで。
ちなみに一緒に行った友人は、帰りの道すがら、「船長、格好良かったですねぇ…(はぁ)見惚れてしまいました…」心ここにあらず、という状態でありました。

漁港名物、マグロショー!
噂に聞き、かなり期待度高かったですよ。ホホ肉と頭の部分(だったかな?)が振る舞われました。
最初「欲しいー!」と手を挙げた私たちでしたが、「じゃ、6,000円!」と言われサッと手を引っ込め。
あとで、後ろから見ていた助くんから「君たちはショボイよ」と言われてしまった…。

いや、久しぶりのライブはとてもバリエーションに富んでいてヨカッタですよ。
次のライブも楽しみだね!