バーレスクショー 2004 ~Burlesque Show 2004~ (青山CAY) (2004年4月11日)

いま、帰りの電車の中なんですが、久しぶりのライブのおかげで、周りの乗客の声が聞こえません(*_*)
しかし、待ちに待ったライブですもの、一時的に難聴になったからって、どうだって言うの!

そんなわけで、難聴気味のにょろが、バーレスクショウの模様を書いてみます。

第一部 ライブ前
今日の会場は表参道。
私にとっては庭ですよ、庭。
実は高校時代、お友達とよく遊んだ場所なのです。
とはいえ、貧乏高校生だったので、お友達と二人合わせて150円くらいしかなく、ポテトを1個(!) 買って、
4時間くらい(!!) しゃべったり、といった感じの「遊び」なんですけど…。
まぁいずれにせよ、思い出深い街でありますので、駅を降りて並んで待っているときも何となく感慨深かったです(年取った!?)。

第二部 ライブ
はい、家に帰ってきました。
相変わらず耳の中で鈴虫が鳴いています。秋でもないのに(>_<)

今回の会場は青山CAY。
スパイラルビルの地下にあります。
雰囲気は…ちょっとバリチックです(バリの置物みたいなのがあったから)。
あーなんかお洒落…ってな感じでした。

お茶を飲んだり、会話したりしながら中で1時間近く待ちました。
が、今日は待ってる間、サミー前田さんがDJで色々かけてたので、面白くて時間が経つのが早かったにゃー。
以前「SWITCH」でコハ・ラさんと並んでサミーさんが載っていたので、すごく楽しみにしてきたんですよー。
青山ミチの「ABCからZまで」(CKBのとは全然違います)と「若さでムンムン」だけ分かりました。
あとは、聴いたことあるけど曲名は…というものばかり。
でもいかにも「昭和」的で、何かいい雰囲気でしたよ、ええ。

19時を少し過ぎた頃、小野瀬雅生ショウの登場。
まずは「私立探偵マヒマヒ」から。
のっさん、少し痩せたらしく、「ぱっつぱっつ」(本人談)のスーツが着られるようになったとのこと。
何度か「痩せた」話をしてたので、よっぽど嬉しかったに違いない! 微笑ましい感じ。

「世界の半魚人Part2」「夏の谺」ときて「美人」ですよ!
「美人」はやらないでしょ(CKB名義だから)と思った私が甘かった!!
でも、CKBのライブで聴く「美人」とはちょっと違う感じでした。
どちらかというとオリジナルに近い感じ。
テンポをどんどん変えたり、すごく楽しめました。
今まで聴いたことがある「美人」の演奏の中で、一番鳥肌が立ちました!!

この後登場したコハ・ラさんがおっしゃっていたのですが、
「小野瀬雅生ショウは、一人一人のキャラが立ってる」と。
ほんと、それは感じました。
ふつう、小野瀬雅生さんのようなギタリストがいれば、
のっさんがメインで、あとのメンバーさんはあまり目立たなくなるのでは、と思うじゃないですか。
とーんでもない! むしろ、のっさん以外の皆さんも同じように目立っているのですよ。
BASSの大澤さんなんて、今日は網ベストですからね。
エロさ満開でした(笑)
…っと、エロさでキャラ立ってる、というわけではなく。
で、キャラが立ってる…というか、みんな華がある…というのを如実に感じたのが「曲目が分からない」あの曲なんですよ。
これはのっさんが高校生の頃できなかった曲NO.2だそうです。
高校時分には、みんなに(これを演奏しようと言って)嫌がられた、とおっしゃってました。
曲名は分かりませんでしたが(………と書いたら、とっても親切な方が曲名を教えてくれました。多謝!)、
ちょっとファンクチックな、かっこいい曲でした。
でもドラムが難しそう…
今村さんも「これ大変だよ~」みたいに小声でおっしゃってましたが、気合一発!
華麗なドラミングで目が釘付けですよ!
で、シャリマールさんとのっさんの掛け合いがまたかっこいい!
おまけに、お二人ともすごく楽しそうに掛け合いしてる!
大げさな言い方ですが、スタジオセッションを間近で見ているようで、かなり幸せな気分。

「LOTOS」を聴くと、アメリカの大草原とか西部劇とか幌馬車とかを思い浮かべるのは私だけでしょうか?
こう、ぱぁっと空間が広がるような、そんな感覚に陥りました、今日も。

そして「OUTER SPACE IRON HORSES」「チーズバーガー・パトロール」では観客も飛び跳ね、ノリノリ。
そして「また逢いましょう」で小野瀬雅生ショウは幕を下ろしたのでした。

あ、6月6日にお台場かどこかで「ギターショウ」とかいうのがあって、ギブソンのブースでのっさんが登場されるそうです。
是非!

かなり踊りまくってしまったので、この時点ですでにふらふら。
バーレスクエンジンの登場まで30分くらいあったので、ずっと座っちゃってました。

20時40分が登場予定時間で、メンバーさんも幕越しに見えてはいるのですが、なかなか始まらない。
だんだん観客からもざわめきの声が…
と思っていたら、「SAMURAI JAGUAR」のPVが!
おお~これが例のPVかぁ~、としばし見入る私。
そして、見入ってる間に幕の向こう側ではメンバーさんがばっちり準備完了されていたのでした。

幕が引かれ、バーレスクショウの始まりです。
今日はもう、最初から踊りまくりですよ!
だって、下北QUE以来ですもの。
もうね~、バーレスク待ってました! って感じだったんです。

バーレスクエンジンの曲はもちろん何でも好きなんですが、
「ジェット・セクシー・ビーム」は私にとって別格。
もう、この曲は罪ですよ。 ホントに。 腰直撃です。
そして助押しの「ニーノとニーナ」。
この曲も「くんづほぐれつ、ほぐれつくんづ」(コハ・ラ氏談)な感じがよいですね。
この「ジェット~」から「ニーノとニーナ」への流れがたまらない!

実は「サムライ・ジャガー」はもう少し前で演る予定だったらしいっす。
どうりで、古賀さんが「ジェット・セクシー・ビーム」の始まりのとき、微妙に笑ってたわけだ。

以前どこかのHPで「大谷さんはライブ中、摺り足で前後」みたいな話を読みまして、今日はかなり注目して見てしまいました。
確かに。
しかし何故?

一応今日は「レコ発ライブ」とのことですが、「クールワイルド」からの曲も(それ以前の曲も)多くて、嬉しかったです~
(特に「Dr.Snatch & Lil’ Jerk」「コマンド9」あたり)

以前にも書きましたが、バーレスクエンジンの曲にはブレイクが多い。
でもこれがきちっと決まってて、ものすごく気持ちいいです、はい。

本編の「ゴー!ゴー!バーレスク」ではコハ・ラさんの入水なし。
みんなでゴーゴーを踊ったのみでした。

アンコールで「サイドカー」。
CDより半音高い状態の演奏でした。
半音違うだけで随分曲の感じって変わるものですね。
「スナイパー&ショットガン」ではスペシャルゲスト、小野瀬雅生さんが登場。
レッドマフラーを巻いて登場だったのですが…あ…あんまり…似合って…(以下省略)
「スナイパー~」での、のっさんのギターは圧巻!
何か、ふつうにバーレスクのメンバーさんみたいだった(マフラーも巻いてたし…)
あとでコハ・ラさんは「あ~あ、小野瀬さんに持ってかれたよ…」とぼやいてました。

そして2回目のアンコールで「最後にしっとりと」(これもコハ・ラさん談)
「ゴー!ゴー!バーレスク」。
コハ・ラさん入水。
うん、やっぱこれがなくっちゃ。
面白くて、しかも実は素晴らしくサービス精神が旺盛なのね…とゴーゴーを踊りながら思いました。

22時20分ごろライブ終了。
いやいや、今日も腑抜けましたよ。
踊りすぎて。
「踊りまくるなんて、恥ずかしいわぁ」という皆さん!
コハ・ラさんもおっしゃってましたよ。
「恥ずかしいと 思う心が 恥ずかしい」 蓋し名言。
さあ、みんなでダメになるまで踊りましょう!!

おまけ。
ライブ終了後、物販でTシャツ等を購入。
その時、古賀さんがお知り合いの方とお話しされているようで、物販のブースにいらっしゃいました。
よかったね、助くん。

【曲目】
~小野瀬雅生ショウ~
1 私立探偵マヒマヒ
2 世界の半魚人Part2
3 夏の谺
4 美人
5 MOTTO WASABI
6 トーリアン・マタドール
7 LOTOS
8 OUTER SPACE IRON HORSES
9 チーズバーガー・パトロール
10 また逢いましょう

~バーレスクエンジン~
1 バーレスクエンジンのテーマ
2 世界最速の男・国際レーサー
3 ジェット・セクシー・ビーム
4 ニーノとニーナ
5 サムライ・ジャガー
6 謎の女シャドー
7 ダイスで消せ
8 Dr.Snatch & Lil’ Jerk
9 コマンド9
10 ピンキー・ゲリラ・プラス・マシン
11 銀座ポマード
12 ゴー!ゴー!バーレスク
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13 サイドカー
14 スナイパー&ショットガン
~~~~~~~~~~~~
15 ゴー!ゴー!バーレスク